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裏山
【 2011/01/14 21:00 】
20110114.jpg
近頃おもしろい小説を読んだ。

「右近と秀長」杉原 雅明 著

サブタイトルが傍示の城

高山右近についての物が読みたかったんです。
近頃お小遣いは全て自転車に回るので、本は図書館です。
ウチの市の…いっちゃ悪いが昨今希なほどしょぼい図書館です。
期待するような本はほとんどありません。
1Q84は無いので、娘の大学の図書館で順番待ってます。
その上この近辺には本屋が皆無です。
数年前にはTSUTAYAがあったんですが、無くなってからは5km圏内にはこましな本屋は無いと思われます。
そんな最悪な環境で奇跡の一冊。




開いて1行目から驚愕。

右近って、右近って、右近って、高山右近ちゃうやんか~っ( ̄□ ̄;)!!

安見右近って誰やねん(=◇=;)

秀長は予想通り豊臣秀吉の弟。


争いが嫌いで優しい、臆病者とも見受けられる右近は成長過程で秀長と出会い、
山の中で、犬や子供年寄り達と共に、お互いに武術を磨きながら周囲に愛されて成長する。

成長した右近は穏やかで優しく、誰からも愛され、イケメンで長身でマッチョ、荒馬を乗りこなし、武術、芸術、建築、農工、かんがい治水都市設計に秀で…
築城し村を作り、スパイ組織を構築し、秀長を助け…
山崎の戦いでは戦嫌いな右近がとうとう旗を揚げるとその人望でぞくぞくと兵が集まり。
一兵も失わずに勝利するというスーパーマンの物語だ(゜д゜;)

純文学を愛するワタシとしては…
いきなりなスーパーマンの出現にヤレヤレですが…

物語のバックグランドが紛れもなくウチの裏山。
傍示というのは、今はあんまり通らないが、毎日通勤してた、誰が呼んだか都古峠だったり。
府道7号も激坂として出てくる。
国見山、源氏の滝、交野山、旗振山、竜王山、かいがけの道…ひっくるめるとウチの裏山!
裏山がこの小説の舞台となってたんですっ!すごい!

特に馬術にたけて、誰も乗せないと言われる馬とこころを通じあわせ、
辛い現実から馬と一緒に何度もばっくれるのですが…

駆けていく先が、磐船街道を駆け上って郡山に出たり、
時代考証がわからんけども、淀川から木津川を走り流れ橋を見たり、
洞ヶ峠を駆け京を抜けて堀越峠で山賊にあったり、
若狭までかけ続けハンガーノックで倒れたり。
柳谷こそ出てこないが、枚方を通って天下分け目の天王山。

はたまた磐船街道から河内を駆け抜け和泉へ出て、紀伊から五條を通り木津へ出るのよ~びっくりでしょ。
ほぼワタシが自走泉佐野200kmを想像するコースに近いですよ、ちょっと無理あるけど。

昔の馬での移動が、ワタシの自転車での移動とぴったしの距離感と疲労感、脱力感をぴしぴしと感じるのです。

傍示の山の中の自然…というか、作者は地理や地形をすごく詳しく書いてある。
ワタシなら自然の豊かさと美しさを書くだろうけど、
地形に詳しいのは地元の人なのか詳しく歩いた人なのかぁ…
と思って、作者の紹介を見ると…

養護学校校長・授産施設参与を経て、現在は大学と専門学校で非常勤講師。日本美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
って書いてあるので…
あぁ!あるある!近所に養護学校と授産施設ありますわ。そこの校長さんだったんだ。
たぶんそれで地元図書館に寄贈されたんですね。
表紙の写真は傍示の里にある屋敷の石垣だと思われます。


知らなかった地元の意外にも華やかな歴史と、傍示の深い山の楽しみや人知れずひっそりと暮らす山里の不思議や、穏やかで温かい人々、やっぱり忍者ここにもおったんか~っ( ´艸`)というわくわくが込められていた。

「高山右近は名前が同じだから親しみを感じた」と2行くらい、ワタシへ言い訳のように書いてあった( ´艸`)


普段走り回る山や川。
さんざん歩き回った裏山。
ロードでも行けるところは、何度も何度も走った。


隠された山城、傍示の城を探すならMTBやな。

今も忍者がいるやもしれん…



そんなわくわくが込められた歴史小説でした!
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コメント


よくその土地の『歴史』や道端にある『植物、昆虫』がわかるとトレイルライドがさらに楽しくなりそうと思ってるんですがなかなか…(^^;)
LJ URL [編集] 【 2011/01/15 23:37 】
LJさま~

へぇ~っ!!
皆さんそんなふうに自転車乗ってるのかと思ってましたぁ~(≧∇≦)b
裏山隅々まで探検してみたくなりましたよ。
裏山仲間のLJさんも一度図書館へ…(≧∇≦)b
都古 URL [編集] 【 2011/01/17 21:35 】
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